2021年10月15日

えんがわだより2021年10月号 No.182「まちをもっと好きになる ちょうふチャリティーウォーク」

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今月号の内容は!

☆市民活動支援センター公式Twitter☆
https://twitter.com/chofu_engawa

★特集記事
まちをもっと好きになる ちょうふチャリティーウォーク

★お知らせ・ボランティア
「青春わくわくクラブ」「思い出のアルバム・写真整理のお手伝いいたします」「チャリティー活動の秋だ!」など

★市民活動支援センターからの発信
「男性のためのプロが教える体力アッププログラム」「当たり前を当たり前に…」「であい、ふれあい、支えあい」


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「寄付」と聞いて何を思い浮かべますか?お金の寄付や物品の寄付、食料の寄付など、多岐に渡ります。また、寄付先も施設や企業・団体、個人や自治体など、様々です。
 今回特集する「ちょうふチャリティーウォーク」は、まちを歩くだけでなく、ゴール会場にはダンスステージや屋台が出る「お祭り」でもありますが、実は、寄付者が楽しみながら地域をより良くするための寄付イベントです。
「ちょうふチャリティーウォーク」実行委員長の水田征吾さんにイベントの魅力や想いを語っていただきました。


ちょうふチャリティーウォークとは…
   
 ちょうふチャリティーウォークは年に一度、調布のまちをスタンプラリー形式で散策しながら、色々な見どころを楽しむウォーキングイベントです。散策コースだけでなく、ゴール会場では様々な催しが行われ、ご家族・ご友人同士での参加はもちろん、個人の参加でも楽しめるイベントです。
 また、イベントの参加費は、調布で活動するNPO法人やボランティア団体を支援する『えんがわファンド』の原資となり、活用されます。2008年から始まったちょうふチャリティーウォークは、今年で13回目を迎えますが、これまでに総額2,954,236 円をえんがわファンドへ寄付することができました。

 ただ、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、従来通りの方法では実施が難しく、オンラインイベントとして初めて開催しました。今年も10月30日(土)の開催に向け、準備を進めていましたが、感染状況を鑑み、延期することを決定しました。
 しかしながら、コロナ禍であっても、調布のまちをより良くするちょうふチャリティーウォークは決して止まりません。開催に向けた準備は粛々と進めていますので、今後の発表をぜひ楽しみにお待ちください。本来の開催予定日10月30日(土)には、ちょうふチャリティーウォークのオンライントークイベントとして生配信しますので、どうかお誘い合わせの上、ご視聴いただけたら嬉しいです。

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国領駅前 ダンス広場


寄付や活動は自分に返ってくる

 私は、第1回ちょうふチャリティーウォークからボランティアとして参加していますが、このイベントに出会うまでは、家 庭 と 仕 事 場 の
往復だけの生活でした。しかし、ボランティアとして関わり始めてから、日々の過ごし方が大きく変わりました。これまでの日常とは別の時間を設けることで、新しい人との出会いや新しい考え方、物事の進め方など、たくさんの発見や学びがありました。これらの発見や学びは、家庭や仕事にも活かすことができ、自身の成長に大きく還元されています。

 また、新しい出会いから、地域にネットワークができたことで、日々の暮らしに楽しさや安心が増したことも大きなプラスだと感じています。まだ、寄付や地域活動に関わったことがない方は、ぜひ身近なところから始めてみることをお奨めしたいと思います。私と同じようにちょうふチャリティーウォークのボランティアからスタートしてみるのも大歓迎です。

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実行委員長の水田さん


ちょうふチャリティーウォークから見る調布の未来

 ちょうふチャリティーウォークは、市民が参加するウォーキングイベントですが、参加費で活動団体をサポートしているだけではなく、こ れ ら 団 体 と 地 域 の つ な が り を 作 り 出 す 役 割 も 果 た し て い ま す 。えんがわファンドの助成先団体は、調布の様々な地域課題の改善や解決に取り組んでいます。ちょうふチャリティーウォークに関わることで、様々な団体や地域課題への理解が深まっていき、イベント参加者だった皆さんが、将来、その地域課題の改善や解決の一翼を担っているということも充分ありえると思います。

 ひとりでも多くの市民が地域に目を向け、参画し、より良いまち、住み続けたいまちづくりを続けていくことが理想的な地域のあり方だと思います。調布はその下地があるまちだと考えています。障がい者支援、貧困の問題、高齢化社会、空き家対策、若者支援、防災・災害支援など、共通した課題は思った以上に皆さんの身近に存在しています。それらの課題に寄り添い、過ごし、活動することで、日々の暮らしにおける地域への愛着がより一層高まるに違いありません。

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えんがわファンド募金箱


オンライントークイベント〜寄付がまちにもたらす効果〜

 前述のとおり、当初の開催予定日である10月30日(土)10時〜11時にオンライントークイベントを生配信で行います。ここでお伝えしたようなちょうふチャリティーウォークの地域課題に対する役割のほか、寄付やボランティアで得られる日々の暮らしの充実感など、数名のゲストとともに具体例を踏まえ楽しくお伝えしたいと思います。ぜひ楽しみにしていてください。

ちょうふチャリティーウォーク実行委員長 水田 征吾


ちょうふチャリティーウォークホームページ
https://chofucw.com/


問い合わせ
調布市市民活動支援センター
Tel:042-443-1220
Mail:npo-center@ccsw.or.jp







お知らせ・ボランティア募集


■ 青春わくわくクラブ

フレイルなんて怖くない!!体も心もリフレッシュ

【内 容】昭和の歌謡曲にのせてリズム体操、爆笑脳トレ、座ったままできる簡単筋トレ、レクリエーションなど介護福祉士、フィットネスインストラクターの羽田先生のリードで楽しく脳と体を動かします。休憩時間には、エッセンシャルオイルを取り入れた心と体のケアも行います。
【日 時】第1土曜日 14:00〜15:30 第2・4日曜日 10:00〜11:30
【場 所】染地地域福祉センター 第1・2集会室
【対 象】どなたでも 
【備 考】参加費1回 500円  ※詳細はお問い合わせください。
【問合せ】染地コーナー 渡邉 ☎042-481-3790(火〜土 9:00〜17:00)


■ 思い出のアルバム・写真整理のお手伝いいたします

大切な思い出のアルバムを整理しませんか。

【内 容】調布災害フォトボランティア(通称調布SPV)は、令和元年、台風19号で調布が被害を受けたことをきっかけに写真洗浄ボランティアの活動を開始しました。ご自宅にあるアルバムや、思い出の写真の整理をお手伝いします。
【場 所】染地地域福祉センター内
【対 象】終活を考えている方、お引越しを考えている方、どなたでも
【問合せ】染地コーナー 渡邉 ☎042-481-3790(火〜土 9:00〜17:00)


■ スマホちょっと相談室 染地

スマートフォンに変えたら、わからないことだらけ?? 不安や疑問に、ボランティアさんが丁寧にお答えします

【日時】毎月第2土曜日 @14:00〜15:00(定員3名) A15:00〜16:00(定員3名)
【場所】染地地域福祉センター内 ボランティア室 
【備考】事前予約制となっております。必ずお申込みをお願いします。
【申込み・問合せ】染地コーナー 渡邉 ☎ 042-481-3790 (火〜土 9:00〜17:00)


■「童謡を歌う会」メンバー募集♬

歌の好きな男性歓迎! 発声の指導あります。

【内 容】コロナ禍でも、歌って元気になりましょう♪ 
【日 時】毎月第2土曜日 10:00〜12:00   
【場 所】緑ヶ丘地域福祉センター 
【対 象】コーラスの好きな方ならどなたでも。一度、ご見学ください。
【備 考】コロナ感染予防のため、事前にお申込みください。
【問合せ】緑ヶ丘コーナー 折原 ☎03-3326-4088(火・木・土)


■ 知的障害者援護施設を利用する成人男性(20代)の送迎ボランティア

知的障害者援護施設なごみ(西町290番地4)⇔自宅(布田4丁目)の送迎。1回30分程度の活動です。

【内 容】@朝9時〜10時に自宅を出発し施設まで A16時〜17時に施設へ迎えに行き自宅まで
     ※移動手段は天候等により、バス、電車、タクシーを利用
【日 時】土、日、祝日の中で月に数回(基本的には土曜日)
【備 考】活動は、月1回でも、朝のみ、夕方のみでも可。
     初回は職員が同行して体験送迎から始めます。
【問合せ】小島町コーナー 佐藤・浅見(月〜金 9:00〜17:00) ☎042-481-7695


■ 小学2年生男児の送迎ボランティア募集

「調布特別支援学校」に通学する男児を朝の登校時に、自宅から学校まで送る活動です。

【内 容】自宅(小島町)から、調布特別支援学校までの送迎。1回10分程度の活動。
【日 時】月〜金曜日 8時30分頃にご自宅にお迎え、一緒に歩いて、調布特別支援学校に向かいます。8時40分頃に学校到着。
【場 所】調布特別支援学校調布ヶ丘1−1−2) 【備 考】初回は職員が同行して体験送迎から始めます。 活動は、週に1回でも大丈夫です。
【問合せ】小島町コーナー 佐藤・浅見(月〜金 9:00〜17:00) ☎042-481-7695  


■ 未使用タオルのご寄付をお待ちしています!

【内 容】高齢者施設、児童館、障がい者施設などに寄付する活動をしています。
【受付先】各コーナーまでお願いします。



●ご寄付をありがとうございました!

売上金は、調布のボランティア・市民活動を「資金」と「つながり」で助成するえんがわファンドの原資として活用されます。 たくさんの方に支えられ活動が広がっています。

通常切手・記念切手類  83,805    
書き損じはがき     33,700
使用済みカード類    83,500
外国コイン       30,700

総合計金額      231,705
        (上半期換金分)



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調布の福祉を支えるちょビット協力金募集(調布社協会費)

“誰もがいつまでも住みつづけたいと思うまちに”調布社協は、そんな思いを持った人や団体とともに、住民同士 の支え合いやつながりづくりの活動を推進しています。ちょビット協力金は、地域で様々な福祉活動の充実に活 用されます。

会費区分
賛助会員 個人500円以上 団体5000円以上 ※寄付金控除の対象となります。 
協力会員 個人団体とも上記金額未満

窓口
平日9:00〜17:00
調布市社会福祉協議会調布市総合福祉センター
調布市民プラザあくろす市民活動支援センター
調布市こころの健康支援センター 等

郵便局
専用の払込取扱票でお支払いいただけます。下記までお問合せ下さい。
振り込み手数料無料

オンライン決済
クレジットカード(VISA・Master・JCB・ American Express)
https://syncable.biz/associate/chofu-shakyo/donate/membership
(オンラインクレジット決済システム「シンカブル」のページに移動します)

問合せ 調布市社会福祉協議会 総務課
☎042-481-7617(直通) 042-481-7693(代表) 📧soumu@ccsw.or.jp


令和3年度 赤い羽根共同募金運動

10月1日から、全国一斉に共同募金運動が始まりました。寄せられた募金は、市内の福祉施設・団体の自立支援のための活動や環境整備などに役立てられます。「自分の地域が住みやすいまち」になるように、皆さまのご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。 以下の方法で募金の協力をお願いします。

窓口
平日9:00〜17:00
調布市社会福祉協議会調布市総合福祉センター
調布市民プラザあくろす市民活動支援センター
調布市こころの健康支援センター 等

郵便局
専用の払込取扱票でお支払いいただけます。ご希望の方はご連絡ください。
振り込み手数料無料

その他
市役所2階・青少年ステーションCAPSなどに設置している自動販売機の売り上げの一部が共同募金に寄付される仕組みになっています。

問合せ 共同募金調布地区協力会(調布市社会福祉協議会内)
☎042-481-7617

調布であつめられた募金は、調布の福祉活動に使われています。
※R2年度使用された金額 9,347,896円


えんがわファンドサポーター会員 募集中!

えんがわファンドは、調布のまちが暮らしやすくなるための活動や、社会課題解決のための活動をしている調布のボランティアグループ・市民活動団体等を資金とつながりで支援する助成金です。ぜひ、あなたもえんがわファンドのサポーター会員として、調布のまちを変えていきませんか?

サポーター会員が得られる特典
・活動スペースはばたきの早期予約ができます!(2か月前)
・ボランティア情報誌えんがわだよりを毎月お届けします!
他にも特典盛りだくさん!

会費
1口 3,000円 (ご加入日から翌年の3月31日まで)

窓口
調布市市民プラザあくろす市民活動支援センター
〒182-0022国領町2-5-15コクティー2階
8:30〜22:00※毎月第3月曜・年末年始は休み







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私たちは、日々いろいろな方々と共に、ボランティア・市民活動に関する取り組みを行っています。その中で、センター・コーナーのコーディネーターが感じたことや、みなさんに知ってほしい活動をご紹介します。


男性のためのプロが教える体力アッププログラム
市民活動支援センター(あくろす)

 今まで色々な講座を開催しましたが、ご参加くださるのは圧倒的に女性が多く、そのためでしょうか、せっかくいらした男性も、2〜3回で来なくなってしまうことが多くて、とても残念に思っていました。男性も外に出て、地域の活動に参加していただきたい、積極的に体を動かしていただきたい、そんな思いから「男性のためのプロが教える体力アッププログラム」を企画しました。

 男性だけを対象にした講座は初めてなので、不安もありましたが、定員の15名はすぐにいっぱいになり、参加者からは、「どこに行っても女性ばかりで、こういった講座を待っていました」と、うれしいお声をいただきました。

 初回は効果的にトレーニングをするための講義と、手足にウエイトをつけて負荷をかけた運動。第2回はAIによる歩行解析をする予定です。講座は全3回を予定していますが、終了後も皆さんが、積極的に地域の活動にご参加くださるといいなぁと思っています。

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ウエイトをはずすと「体が軽い!!」

(あおき)


当たり前を当たり前に…
市民活動支援センター(あくろす)

 「相手の立場になって考える」こどもの頃から今まで、一体何度注意されたでしょうか、また、一体何度後悔し、反省を繰り返してきたでしょうか。私が福祉という仕事に関わるようになり、このテーマは尚更に身近で、重大なテーマになったように感じています。社会生活において、他者との関わりが不可欠である以上、当たり前に備えていたい、常にそうでありたいと願う一方で、そうあり続ける難しさを日々感じています。

 市民活動支援センターは、中間支援組織と言われ、市民と市民、市民と団体、団体と団体などの間に入り、パイプ役として、それぞれの活動を支援する役割です。それは、異なる様々な立場や価値観のギャップを埋め、対等に調整する役割と言い換えられるかもしれません。これを実現するためには、そのどちらにも想いを巡らせ、「相手の立場になって考える」ことがとても大切です。

 寄付やボランティアをしたいという想いと、助けや協力を必要とする方々の想い、どちらも大切にできる職員、「相手の立場になって考える」ことを忘れない人でありたいと思います。

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花言葉は、共感

(いけだ)


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わただしい月日の中で

コロナウイルスさわぎもすこしずつ終りかけ、

静かな秋を むかえようとしています。

野ヶ谷の郷も平常にもどりつつあります。

気をぬかずに、

来て下さる方々の安心と安全のために心をこめて、

除菌をして

楽しい場になるように

スタッフ一同お待ちしております。

であい、ふれあい、支えあいを合言葉に。

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(よつや)


(今回の記事は「えんがわだより」第182号に掲載しています)
posted by スタッフ at 10:43| えんがわだより | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月14日

認知症サポーター養成講座を開催します

地域包括支援センターちょうふの里と富士見コーナー、西部コーナーが連携し、富士見地域福祉センターで認知症サポーター養成講座を開催します。講座終了後にお渡しする、オリジナルオレンジリングは、調布市立第五中学校ボランティアダンス部の皆さんが作成に協力してくれたものです。
開催日:11月16日(火)14:00〜16:00
会 場:富士見地域福祉センター 大集会室
人 数:申込順 7人
申込み:地域包括支援センター ちょうふの里
    ☎042-441-6655

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posted by スタッフ at 11:29| イベント・講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月15日

えんがわだより2021年9月号 No.181「誰もがふらっと立ち寄れる小さな図書館 えんがわ文庫 今秋OPEN」

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今月号の内容は!

☆市民活動支援センター公式Twitter☆
https://twitter.com/chofu_engawa

★特集記事
誰もがふらっと立ち寄れる小さな図書館 えんがわ文庫 今秋OPEN

★お知らせ・ボランティア
「男性のための プロが教える 体力アッププログラム」「学習支援ボランティア募集」など

★市民活動支援センターからの発信
「Enjoy!『ボッチャ』」「よ〜く考えてみよう!」「笑顔に出逢える場所」


えんがわだよりNo.181(9.96MB).pdf




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 国領駅徒歩1分、市民活動支援センターに最近いらした方は、正面入り口を入って右手側のスペースで、何やら準備が進んでいたことをご存知かもしれません。
 実は、昨年度からセンターをさらに使いやすく、 入りやすい雰囲気にするため、新しいコミュニティスペースのオープンを目指し、市民活動支援センター運営委員と、企画に興味を持って下さった市民ボランティアで、準備を続けてきました。
 当初は、昨年度の3月中のプレオープンを予定していましたが、新型コロナウイルス新規感染者数の増加や度重なる緊急事態宣言発出の影響を受け、大幅にスケジュールを見直し、ようやく今秋オープンのご案内となりました。(緊急事態宣言のさらなる延長等によっては変更となる場合があります)
 思いがけず時間がかかりましたが、その分「えんがわ文庫」に携わっている方々の想いが込められた素敵なコミュニティスペースになっていくと思います。
 今月は、もうすぐ完成する「えんがわ文庫」の魅力についてお伝えします。


使いやすい市民活動支援センターとは?
   
 センターでは、円滑な運営と利用者(市民)の視点に立った事業推進を図るため、センター運営委員会を年11回開催しています。運営委員は、市民活動団体や企業、学識経験者、市民公募等の14名(8月31日現在)で構成され、事業の企画や実施、予算計画など、重要な意思決定を行っています。
「えんがわ文庫」は、その運営委員会の中で「センターをさらに使いやすく」するためのプロジェクトが立ち上がったことをきっかけに動き出しました。開所から16年が経過し、多くの方にご利用いただいてきた一方で、まだまだセンターをご存知ない方も多く、初めていらっしゃる方が入りやすく、過ごしやすい雰囲気を作ることは、引き続き大切な視点だと考えました。そして、そのための課題の整理や他施 設の見学などを 行 い、センターの顔である入口スペースに、「ついふらっと立ち寄りたくなるコミュニティスペース」を開設しよう!と準備が始まりました。
 市民活動支援センターは「まちのえんがわになりたい」をコンセプトに、誰もが気軽に交流できる場所として運営しています。「えんがわ文庫」が新たにスタートすることで、既にご利用の方はもちろん、今までご縁がなかった方にもご利用いただける、市民活動支援センターにまた一歩近づけるのではと期待しています。

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えんがわ文庫オープンへの想い@
(市民活動支援センター運営委員会:児島委員)

「図書館は人が沢山集まる場所なのに 、何かが足りない。もっと可能性があるはずだよね」ということをいつも考えてきました。それは、人と人との交流の場、コミュニティの核になり得る可能性です。この度、市民活動支援センターにその場を創る機会を得ました。
 図書館の価値とは何でしょうか?多くの方は、本を借りる場所だと考えていると思います。そこに、交流の要素は求めていないかもしれません。しかし、本には人を集める力がある。その価値を共有できるコミュニティを育む力があるのです。図書館の可能性を最大限に引き出して、未来を創る図書館にしたいと思いました。本を通して人と繋がる、話をしていても大丈夫(子どもが遊んでいても大丈夫)、場作りに参加でき、人や街、コミュニティが成長できる場所 。市民が主体的にその運営に参画し、自らその場を育てていくことを「えんがわ文庫」では目指しています。えんがわ文庫のこれからにご期待ください。


えんがわ文庫オープンへの想いA
(市民活動支援センター運営委員会:平澤委員)

 私にとっての市民活動支援センターは、主に「会議」、会議の前に「仕事をする」場でした。そういう意味では、静かで空調が効いている安定した場所です。でも・・・「市民活動」と「支援」の文字が入っているセンター。「市民活動」は出来上がっている団体が活動するだけでなく、「新しい出会い」や、「活動をはじめる」ということが「場」を通じてできるとより良い「センター」になるのではないか。そう考えるとセンターは、まだ何か物足りないと感じて数年。まずは「入りやすい」から「出会うきっかけづくり」が出来れば・・・。そして考えたのが「えんがわ文庫」です。本から出会うコミュニティスペース。市民の方と一緒に話をし、体を動かし準備をしてきました。
 オープン 後も継 続して、誰もが利用しやすい「ふらっと立ち寄れる」スペースを市民の方々に追求し続けてもらえる場にできたらと思います 。センターが、今以上に人と人のつながりから、新たな活動へつながる場所となれば最高です!

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誰もが立ち寄れる、未来を創る図書館をめざして

 えんがわ文庫は、児島委員、平澤委員だけではなく、今回は紹介できなかった市民ボランティアの皆さんの想いも乗せ、船出を目指していますが、オープン=完成ではありません。それは新しいコミュニティスペースの誕生に過ぎず、産声を上げたばかりの白いキャンパスのようなイメージです。えんがわ文庫がこの先どのように成熟していくのか、ここでどんな出会いが生まれていくのかは、ふらっと立ち寄ってご利用いただく皆さんの化学反応によって変わってきます 。 ぜひ一緒に「えんがわ文庫」を育ててくださると嬉しいです。
 新型コロナウイルスの影響が残る中でのオープンとなるため、今すぐ皆さんにご覧いただくためのお披露目イベントを開催することはできませんが、こうした状況下であっても、地域の憩いの場、明るい調布の未来に繋がる場として、立ち寄ってくださる一人一人の想いを大切にしていきたいです。
 状況が落ち着きましたら、まずは一度、市民活動支援センターへお立ち寄りください。お待ちしています。

市民活動支援センター 池田






お知らせ・ボランティア募集


■ 男性のための プロが教える 体力アッププログラム

全3回の連続講座で理論と実践を学びましょう

【内容】講義、ストレッチ、体操、歩行のAI判定と分析、など
【日時】10月5日(火)、10月19日(火)、11月2日(火) 10:00〜11:30
【場所】菊野台地域福祉センター 大集会室
【対象】要介護認定を受けていない、おおむね65歳以上の男性
【備考】定員 :15人(申し込み順) 9月21日(火) 9時より受付開始 参加費無料
【備考】講師 :柴元之氏(地域包括支援センター 至誠しばさき作業療法士)
【備考】持ち物:水、タオル
【申込み・問合せ】調布市社会福祉協議会 地域支援担当 ☎ 042-481-7693


■ 骨盤調整とヨガ

骨盤を中心に体の歪みを自分で整えていくセルフ整体プログラムです

【日時】9月25日(土)、10月9日(土)、23日(土) 15:15〜16:30
【場所】菊野台地域福祉センター 大集会室  
【対象】おおむね60歳以上で、医師による運動制限のない方
【備考】定員 :各回10人(申し込み順) 参加費:各回500円
【備考】持ち物:ヨガマット(大型バスタオルでも可)、タオル、水
【申込み・問合せ】菊野台コーナー 青木 ☎ 042-481-6500 (火・木・土 9:00〜17:00)


■ スマホちょっと相談室 染地

スマートフォンに変えたら、わからないことだらけ?? 不安や疑問に、ボランティアさんが丁寧にお答えします

【日時】毎月第2土曜日 @14:00〜15:00(定員3名) A15:00〜16:00(定員3名)
【場所】染地地域福祉センター内 ボランティア室 
【備考】事前予約制となっております。必ずお申込みをお願いします。
【申込み・問合せ】染地コーナー 渡邉 ☎ 042-481-3790 (火〜土 9:00〜17:00)


■ 9月は世界アルツハイマー月間です

1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」、9月を「世界アルツハイマー月間」と制定しました。そのため、特にこの期間は、世界各地で様々な認知症の啓発活動が展開されます。本来であれば、調布市も「認知症サポート月間」として、様々なイベントを予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、中止や延期となっている状況です。
富士見コーナーと西部コーナーでは、日ごろから地域包括支援センターちょうふの里と連携し、当事者の方々のサポートについて考え、啓発イベントや認知症サポーター養成講座を行っているほか、調布市立第五中学校ボランティアダンス部とオリジナルオレンジリングの作成を行うなど、誰もが安心して暮らせる地域を目指しています。状況が落ち着きましたら、また様々なイベントや講座を企画していく予定です。その際はぜひご参加ください。

【問合せ】富士見コーナー 岡澤 ☎ 042-481-8719 (火・木・土 9:00〜17:00)
【問合せ】西部コーナー 涌井 ☎ 042-426-4335 (火〜土 9:00〜17:00)


■ 小学2年生男児の送迎ボランティア

「調布特別支援学校」に通学する男児を朝の登校時に、自宅から学校まで送る活動です

【内容】 自宅(小島町)から、調布特別支援学校までの送迎。1回10分程度の活動。
【日時】 月〜金曜日 8時30分頃にご自宅にお迎え、一緒に歩いて、調布特別支援学校に
【備考】向かいます。学校到着8時40分頃
【場所】 調布特別支援学校(調布ヶ丘1-1-2)
【備考】 初回は職員が同行して体験送迎から始めます。 活動は週に1回でも大丈夫です。
【問合せ】☎ 042-481-7695 小島町コーナー佐藤・浅見 (月〜金 9:00〜17:00)


■ 学習支援ボランティア募集

「数援隊」では、算数・数学の学習をサポートする学習支援ボランティアを募集しています

【日時】第1、2、4日曜日 10:00〜12:00
【場所】総合福祉センター2階(第1、2日曜日) 教育会館3階 (第4日曜日)
【問合せ】学習支援ボランティア「数援隊」代表:大松(おおまつ) 
【問合せ】☎ 080-3488-1941 ✉ohmatsu123@jcom.zaq.ne.jp

※市民活動支援センターからの発信のページに詳細を掲載しております。併せてご覧ください。


■ スマートフォン操作の困ったをお手伝いしてくださる方募集

電話を掛けられない!電話に出られない!そんなお悩み解決のお手伝い

【内容】スマートフォンのちょっとした操作のご相談を聞いて、解決のお手伝いをして
【備考】くださる方を募集しています。
【日時】火・木・土のいずれかでご相談ください
【場所】菊野台地域福祉センター

※ご相談例、番号を押す画面が出てこない、着信履歴が出てこない、届いたメールがどこかに行ってしまった、毎日同じ時間にアラームが鳴る、マナーモードにしたい、写真を撮りたいのにビデオになってしまう、LINEの文章はどこに入力するのか、など 。

【問合せ】☎ 042-481-6500 菊野台コーナー 青木 (火・木・土 9:00〜17:00)


■ 「小さな手」ボランティア募集

特別養護老人ホーム「八雲苑」・小規模特別養護老人ホーム「神代の杜」で使用する清拭(せいしき)をご寄付いただいたタオルで縫って届けています。 自宅に持ち帰り、縫ってくださっても大丈夫です
※清拭:入浴などが難しい方の体をタオルで拭いて皮膚の汚れを取ること

【日 時】月2回 第1・3火曜日 10:00〜11:30
【場 所】染地地域福祉センター ボランティア室
【問合せ】☎ 042-481-3790 染地コーナー 渡邉 (火〜土 9:00〜17:00)


■ 未使用のタオル、掃除用ウエスのご寄付をお待ちしています

●高齢者施設・児童館・障がい者施設などへ清拭用タオル・ぞうきん用タオルの寄付を募集しています。小島町コーナー・菊野台コーナー・富士見コーナー・染地コーナー・緑ヶ丘コーナー・西部コーナー、各コーナーにて受付をしています。

●子ども家庭支援センターすこやかへ清掃用ウエスの寄付を募集しています。
15p×15pのサイズにカットをお願いします。市民活動支援センターで受付を
しています。ご寄付をお待ちしております。


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9月24日(金) 10:00〜11:00
市民プラザあくろす市民活動支援センター
国領町2-5-15コクティー2階
【問い合わせ】 担当者:鈴木
☎ 042-443-1220 ✉ npo-center@ccsw.or.jp

10月12日(火) 14:00〜15:00
菊野台コーナー
菊野台1-38-1菊野台地域福祉センター内
【問い合わせ】 担当者:青木
☎ 042-481-6500 ✉ kikunodai@ccsw.or.jp

感染症対策を行った上で開催します
事前にお電話かメールでお申込みください。
マスクの着用、検温にご協力ください。
ご本人および ご家族が体調不良の場合は、参加をお控えください。




調布サマーボランティア活動報告
8月1日(日)〜8月31日(火)
夏休みを利用して、多くの参加者が、調布市内の様々なボランティア活体験プログラムに参加しました。一部ご紹介します!

学生服リユースShop さくらや調布店
さくらやは、学生服リユースを通じて、地域貢献を行っています。
サマーボランティアでは、11名のボランティアが参加。学生服の採寸やタグ付け、刺繍とりなどの作業をお手伝いいただきました。
初めて経験する作業も多かったと思いますが、皆さん一生懸命に取り組んでくれました。自宅でアイロン、染み抜きなどの作業をしてくれた方も。

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※刺繍とりの様子

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Book Swap Chofu 川の図書館
毎週日曜日、多摩川で返却不要の自由な図書館【川の図書館】が開館します。
サマーボランティアからは2名のボランティアが参加。寄付された本の整理や、来館者の方との交流を楽しみました。
本を手に取るだけで、自然と話題が広がり、初めましての人とも自然におしゃべりが弾んでいました。寄付された本には、その本を読んで感じたことがメッセージとして添えてあり、次の読者へと引き継がれます。本を通じたコミュニケーションの場所となっています。

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グッドモーニング調布!
グッドモーニング調布!は、毎月第二日曜日に、仙川地域の美化活動を行っています。
サマーボランティアからは6名の方が参加。
朝8時、集合場所の公園にはお酒の空き缶や使い捨て容器のごみが捨てられていて、ショックでした。植え込みには煙草の吸殻もたくさん捨てられており、ごみ拾いをしたことで改めて、公道のごみの多さ、ポイ捨てする人がいる事実に気づきました。
環境への意識の変化にもつながった体験となったと思います。

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私たちは、日々いろいろな方々と共に、ボランティア・市民活動に関する取り組みを行っています。その中で、センター・コーナーのコーディネーターが感じたことや、みなさんに知ってほしい活動をご紹介します。


Enjoy!「ボッチャ」
市民活動支援センター(あくろす)

障がいをお持ちの方々のスポーツの祭典「パラリンピック」が閉会しましたが、競技種目の一つ「ボッチャ」をご存じでしょうか?
数年前から、ボッチャを体験する機会に恵まれ、やるたびに「おもしろい!」と思うようになってきました。最近では、いろいろな場所で、ボッチャを楽しく体験できる場に関わることも多くなってきました。

このボッチャという競技は、緩やかなスポーツで、障がいのある方もない方も、老若男女、誰もが参加できることが魅力です。体験をして面白くなってきたら、チームで作戦を練ってプレーしてみるのもいいでしょう。こうやって徐々にボッチャの楽しさの深みにはまっていくのではないでしょうか?

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ゲームの様子(参考資料)

ボッチャ紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=Mhczni_ExCI
調布社協キャラクターちょビット出演

(たかぎ)


よ〜く考えてみよう!
小島町コーナー

今年新たに、ボランティア活動室(総合福祉センター2階)定期利用団体に加わった「数学 寺子屋」数援隊。
小学5年生〜高校生の算数・数学の学習支援を行う団体です。代表の大松重雄さんに活動の様子を伺いました。

「考えれば誰でもわかるのが算数・数学です。私達は試験の為ではなく、中身をゆっくり考え理解してもらう学習に力を注ぎます。どこが解らないかを丁寧に聞きとり、必要ならばどんどん遡り、そこから始めます。急ぎません。とことんき合います。じっくり考え算数・数学は楽しい!を知ってもらいたい。そして、解った時の嬉しい気持ちを大切にしたいです」

「数学 寺子屋」に来てみませんか?学習者も学習支援ボランティアも募っています。

日 時:第1、2、4日曜日 10時〜12時
場 所:総合福祉センター2階(第1、2日曜)
場 所:教育会館3階(第4日曜)
持ち物:学習者は教科書や問題集を持ってきてください
学習対象者:小学5年生以上、中学生、高校生(成人も可)
問い合わせ:数援隊(すうえんたい) 代表 大松(おおまつ)
☏:080-3488-1941 ✉:ohmatsu123@jcom.zaq.ne.jp

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(あさみ)


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の陽ざしから秋風恋しい頃になりました。

旅行も音楽会もまだ行かれませんが、

野ヶ谷の郷はオープンしています。

お顔をだして下さった方は

お互いの元気なことを喜びあい、

お話だけだけれど、

又、逢う約束をして別れます。

ここが大切な所なんだと実感しています。

笑顔に出逢える場所です。

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(よつや)


(今回の記事は「えんがわだより」第181号に掲載しています)
posted by スタッフ at 09:00| えんがわだより | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月08日

調布サマーボランティア あとがき


どうもこんにちは。
市民活動支援センター上野です。

私がサマーボランティアを担当して、今年で3回目です。
このプログラムを作る上で、担当者として大切にしていること、これからやってみようと思っていることなどを、ぽつぽつ書いてみます。


コロナで変わったサマーボランティア

調布サマーボランティアは、1993年からスタートし、今年で29年目を迎えました。
毎年、夏休み期間に、市内(近隣市含む)の福祉施設および市民活動団体の協力を得て、60以上のボランティア体験プログラムを実施し、学生を中心とした多くの参加者が、様々なボランティア活動を体験してきました。

しかし、昨年の新型コロナ感染症の流行をきっかけに、ボランティア活動は停止や縮小され、どうすれば活動ができるのか、方法を模索するようになりました。

最初の緊急事態宣言からそろそろ1年半ですが、未だ収束の予測が立ちません。
ネガティブな話題はつきませんが、こんな世の中の今だからこそ、ボランティア、または未来のボランティアの意識に、変化がおこる段階に来ているのではないか、とも考えられるのです。ならば状況に合わせた、今できることを提案していこうと✨💨

調布サマーボランティア2021では、ボランティア体験は13プログラムです。
(寄付体験プログラムを含めると35プログラム)規模はかなり縮小したように見えますが、その分、一人ひとりのサポートができるよう体制を整えました。

今回は、初めてサマーボランティアにご協力いただいた団体が多く、内容についても一から話し合い、準備してきました。3密を避けられるよう、屋外の活動が多いのも特徴です。
※サマーボランティアは《ボランティアの体験プログラム》ですので、多くの方が短期的な活動期間となります。利用者さんがいる団体・施設側へ、短期ボランティアの受け入れをお願いすることは、安全の確保が難しいと判断し、やめました。

私は、サマーボランティアは、初めてボランティアを体験する方が、トライできるような機会であってほしいと思っています。
初めてのことは、誰でも、だいたい上手くできません。

初めての活動先で、初めましての人に会い、初めての作業を、不安を感じながらやってみて、トライ&エラー体験をするのです。
職業体験とは違ってボランティアとして参加しますので、参加者には、活動先で何を担ったのか、ボランティアとして活動先にどんな刺激を与えたのか、ほんの少しでも、成功体験として持ち帰れるものがあってほしいと思っています。

サマーボランティアでは、その体験を見守れるようなサポートを意識しました。
(正直なところ、改善点はたくさん見つかっています😞💦次に活かせるように頑張ります)

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ボランティアの意識

コロナ前と比べて、ボランティアの意識の変化を感じています。

例年のサマーボランティア参加者は、学校課題を理由に申し込んだ方が多い傾向がありました。その結果、プロセスよりも活動終了の事実が目標となってしまうケースが見られることがあり、課題と感じていました。(センターとしても、ボランティアに対する事前学習やサポートが不十分であったことを反省しています)

感染予防の観点から、今は学校が積極的に課題としてのボランティア活動を勧めることは減ったようです。サマーボランティアの申込者も、比例して減少傾向にありますが、継続的な活動希望者、または複数の活動体験先を選択する方はむしろ増えています。
これは、ボランティア活動者が、自主的に社会参加をしようとしてくれている表れではないかと考えています。
これからの変化を見ていくのが楽しみです😃✨

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この先目指すこと

毎年、活動後のアンケート「今後もボランティアを続けていきたいですか?」の質問では、大半の人が「続けたい」と回答してくれます。その結果を見て、私たちは毎回とてもうれしい気持ちになります。しかし、皆さんにその次のボランティア活動を提案することは、なかなかできていないのが現状です。
サマーボランティアの参加者は、学生が主ですので、時間的な条件も含めると継続的な活動は難しいという事情もあると思います。

「楽しかったから、またやってみよう」と思ってくれた方に、せめて冬休みくらいには次のステップアップ企画の提案をできると、活動者の継続性、センターとボランティアとの親和性や、人材の広がりも期待できるのではないかと考えています。
今年こそは、実現したいです❗

調布市も他市に漏れず、どうやったらボランティア活動を止めずに、工夫した活動ができるのか、どうやったら安全に、みんなが安心して活動ができるのかを模索中であり、トライ&エラーの真っ最中です。

「ボランティアをやりたい」と思う気持ちには、常に向き合っていきたいと思っています。(希望通りの活動先でボランティアを行うことができない場合があるのも事実ではあるのですが・・😞💧)

私は、相談を受けた場合はまず「どんなボランティアをやりたいか」を聞いています。
それは、関心があること、得意なこと、期待すること・・ボランティアをする自分をイメージして、活動する日を楽しみにしてほしいと思っているからです。

やりたいな〜と思ったが吉日😃✨

私たちも、未来のボランティアと一緒にステップアップをしていきたいと思っています。
気軽に相談に来てくださいね❗

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posted by スタッフ at 15:20| スタッフのつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月15日

えんがわだより2021年8月号 No.180 染地の1歩「できないこと」から「できること」に目を向けて前へ進もう!

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今月号の内容は!

☆市民活動支援センター公式Twitter☆
https://twitter.com/chofu_engawa

★特集記事
染地の1歩「できないこと」から「できること」に目を向けて前へ進もう!

★お知らせ・ボランティア
「スマホちょっと相談室 染地」「富士見コーナーまでの道案内」など

★市民活動支援センターからの発信
「工夫次第で素敵な小物に変身!」「高齢者って大変なの?」「みんなの笑顔に逢いましょう」


えんがわだよりNo.180(8.16MB).pdf




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染地地域は、市内でも高齢化率が高く、課題も多いですが、高齢者の孤立防止のためのボランティア活動やひだまりサロン、趣味活動、10の筋力体操などへの参加を通じた、住民同士の見守りや支え合いがとても活発な地域でもあります。

ところが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、今まで当たり前にできていた交流の多くが、寸断されたような状態になってしまいました。気軽に顔を合わせることすらできず「どうすればこうした状況下で活き活きとした生活が送れるのか」を模索する日々が続いています。今回は、そうした歯がゆい日々の中、染地コーナーで地域の皆さんと一緒に始めている新しい取り組みを紹介します。


地域住民同士で困り事をお手伝い…「たまの手」
   
染地地域の中でも特に高齢化率が高い多摩川住宅は、これまでも各棟で自治会役員が中心となり、シニアを対象にした食事とおしゃべりのサロンを立ち上げるなど、地域の困りごとに対応してきました。
しかしコロナ禍で家族のサポートを受けにくくなった方が増えたことや、多摩川住宅の建て替え問題などが重なり、不安が大きくなってきたことを受け、ロ・ハ・ト号棟が合同で、住民同士の支え合いの仕組みづくりを考え、実現したのが「たまの手」です。

〇費 用:1回 100円
〇対象者:染地近隣にお住まいの方
〇内 容:電池交換・買い物のお手伝い・行政書類のとり寄せ・古紙回収のお手伝いなど。その他の相談もお受けしています。

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スマホにつまずいたら…「スマホちょっと相談室 染地」

「息子や娘に会えなくなり、スマホの使い方が聞けず困っている」「携帯会社から、スマートフォンに変更するよう、頻繁にお知らせが届く」といった不安を聞き、まず初めに、シニアのための「はじめてのスマホ体験教室」を開催しました。ソフトバンク(株)から講師を招き、40人弱の高齢者がスマホを手に使い方を学ぶことができました。
しかし、しばらくすると、「あの時はできたのに忘れてしまった!」「実際にスマホを購入したものの、操作が分からない」など、色々な声が聞こえてくるようになりました。そこで、以前から染地コーナーで活躍しているボランティアさんに協力を依頼し、相談者一人一人に寄り添って対応する優しい相談室「スマホちょっと相談室 染地」を開催することになりました。

〇実施日:月1回 第2土曜日 14:00〜15:00 (3名)
              15:00〜16:00 (3名)
〇参加費:無料

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コロナ禍でも心身の健康を…「シニアヨガ」

「外出する機会が減り、心身の健康が心配。体を動かす場所を作って欲しい」といったニーズやフレイルに対する不安の声が増えてきたことから、シニアの方々の外出のきっかけや、生活のリズムを整える目的で「シニアヨガ」を企画し、体験会を開催したところ、多く方々に参加いただき、定期的な活動になりました。
〇実施日:月2回 第1水曜日 14:00〜15:00
〇実施日:月2回 第3土曜日 10:00〜11:00
〇参加費:500円

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できないことを嘆くより、いま、できることを考えよう…「ボランティアまつり染地」

「ボランティアまつり染地」(小地域交流事業)は、地域で活躍する約40のボランティア団体が、舞台発表やバザー、模擬店、活動の紹介などを行い、交流を深めています。第3中学校の吹奏楽部や生徒会、保護者の方々にもご協力いただきながら、過去23年間一度も休むことなく、5月の第3日曜日に開催してきました。
しかし、昨年は、「中止」という苦渋の決断に至りました。それから1年、試行錯誤しながらも、「できないことを嘆くより、いま、できることを考えよう」をスローガンに、今までとは違った方法で、住民や地域活動がつながるきっかけになるよう、講座や活動紹介をオンラインで発信しようと考えています。内容や開催日は未定ですが、司法書士さんや地域包括支援センターの協力を得て、絶賛検討中です。今後のご案内を楽しみにお待ちください。

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これからも地域とともに…

思えば私が染地コーナーへ異動になったばかりの頃、まだ仲間がいない孤独感の中で、「染地のみなさんにどうしたら受け入れてもらえるのだろうか?」と、日々自問自答していました。そんな中、杉森小学校の当時の校長先生から、秋の作品展に向け、6年生の「ブラウス作成を手伝ってくださるボランティアさんを紹介して欲しい」と相談がありました。
まだまだ地域の方々を知らない私でしたが、コーナーを利用するボランティアさんに一人一人丁寧に声をかけ、共感してくださる方を募った結果、12人の方にご協力いただき、地域の方々の温かさや技術の高さを知ることができました。この時の出会いは、今でも忘れることはできません。分からないことだらけでモノクロに見えていた風景が少しずつ彩りを増していくような瞬間でした。
ただ待っていたのでは始まらないこと、どんな相談に対しても、誠実に丁寧に事情を聴き、伝え、一緒に経験を積み重ねていくことの大切さを実感しました。

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あれから7年、今回紹介した取り組みのように、今では「ヨガのサークルを作って!」「スマホの操作を教えてくれる場所を作って!」と沢山の声をかけていただけるようになりました。そして、それを一緒に実現しようと協力してくださる素敵なボランティアさんに出逢うことができ、今までの1つ1つの仕組みづくりに深い愛情を感じています。
この経験の積み重ねを力に変え、コーディネーターとして、「コロナ禍で何ができるのか?」染地の皆さんとともに考え、より良い染地になるよう、これからも試行錯誤していきたいと思います。

染地コーナー 渡邉


紹介した内容についてのお問い合わせ
染地コーナー(火〜土 9:00〜17:00)
Tel/Fax 042-481-3790
Mail somechi@ccsw.or.jp






お知らせ・ボランティア募集


■ 大人の切手倶楽部 参加者募集します

まだ見ぬ素敵な切手との出会いや、コレクションの交換をしてみませんか?
日本切手・外国切手を趣味として長い間楽しく収集してきました。同じように切手を趣味としている方で集まり、お互いのコレクションを見て交流したり、交換して楽しむことを目的としています。

【日 時】毎月第3土曜日 13:30〜15:30
【場 所】市民活動支援センター(あくろす2階)活動スペースはばたき
【対 象】ご興味のある方 どなたでも
【備 考】新型コロナウイルス感染防止のため、人数を限定して実施しますので、必ず事前にお申込みの上、ご参加ください。
【申込み・問合せ】荻野 富雄 電話:080-6819-2986


■ スマホちょっと相談室 染地

スマートフォンに変えたら、わからないことだらけ??? 不安や疑問に、ボランティアさんが丁寧にお答えします。

【日 時】毎月第2土曜日 @14:00〜15:00(定員3名) A15:00〜16:00(定員3名)
【場 所】染地地域福祉センター内 ボランティア室 
【備 考】事前予約制となっております。必ずお申込みをお願いします。
【申込み・問合せ】染地コーナー 渡邉 電話:042-481-3790(火〜土9:00〜17:00)


■ ご活用ください!富士見地域福祉センター(富士見コーナー)までの道案内

富士見地域福祉センター(富士見コーナー)へお越しの際は、どうぞご活用ください。
http://chofu-engawa.seesaa.net/article/482461511.html


■ 「数学 寺子屋」に来ませんか? 学習者を募集!

「算数・数学は苦手だなぁ」「もっと知りたいな」という小学5年生以上、中学生、高校生(成人も可)を募集します。

【内 容】教科書や問題集をお持ちください。自習をサポートします。
【日 時】第1、2、4 日曜日 10:00〜12:00(何回でも可)
【場 所】総合福祉センター2階(第1、2日曜日)教育会館3階(第4日曜日)
【費 用】無料
【問合せ】学習支援ボランティア「数援隊」 代表:大松(おおまつ)
     電話:080-3488-1941 E-mail: ohmatsu123@jcom.zaq.ne.jp


■ 子ども食堂ボランティア・食材寄付の募集

しばさき彩ステーションで子ども食堂を始めます。子ども達が喜ぶ美味しい食事の準備を手伝ってくれるボランティアや食材の寄付を募集しています。 是非ご協力ください。

【内 容】@子どもたちに食事を作るお手伝い。
     ➁子ども食堂で使う食材の寄付。
【日 時】毎月第2水曜日(月によって変更となる場合あり)
【場 所】しばさき彩ステーション(柴崎1-64-9 佐須街道沿い西田医院となり)
【対 象】どなたでも。
【備 考】食材の寄付は賞味期限内、未開封・未使用の食材に限ります。
【問合せ】しばさき彩ステーション 担当:大木 ☎ 042-444-5504


■ 「小さな手」ボランティア募集

特別養護老人ホーム「八雲苑」・小規模特別養護老人オーム「神代の杜」で使用する清拭(せいしき)をご寄付いただいたタオルで縫って届けています。 自宅に持ち帰り、縫ってくださっても大丈夫です。
※清拭:入浴などが難しい方の体をタオルで拭いて皮膚の汚れを取ること。

【日 時】月2回 第1・3火曜日 10:00〜11:30
【場 所】染地地域福祉センター ボランティア室
【問合せ】染地コーナー 渡邉 ☎ 042-481-3790


■ 調布ハンディキャブ ボランティア募集

公共交通機関の利用が困難な方のために福祉車両を運転し、外出を支援する活動です。

【場 所】NPO調布ハンディキャブ事務局
【資 格】普通自動車運転免許(過去2年間に免許停止処分を受けていない方)
【対 象】30歳〜73歳
【備 考】福祉有償運送に必要な資格講座費用(2日間)は当法人で全額負担します。  
(講座費用7,000 円〜15,000円程度。受講時は自己負担していただき、当法人で運転活動を開始した段階で全額ご返金いたします。)  修了証受領で福祉有償運送の資格が得られます。わずかですが謝礼金を差し上げます。
【問 合 せ】 NPO調布ハンディキャブ事務局 ☎ 042-440-3860


■ わんわんパトロール募集中

市では、安全で安心して暮らせる明るいまちづくりの実現のため、愛犬と散歩をしながら、 地域の見守り活動をする「わんわんパトロール」にご協力いただける方を募集しています。

【内 容】パトロールグッズを携帯して、普段どおり散歩をしていただきます。
     特別なコースを歩いたり、危険なところに近づいたりする必要はまったくありません。
【備 考】わんわんパトロール申請書(市のホームページよりダウンロードできます)を
     総合防災安全課(文化会館たづくり西館3階)の窓口もしくはファクス、郵送で
     ご提出ください。
【問合せ】 調布市総合防災安全課生活安全係(HPは右の二次元コードからアクセス可)
     ☎ 042-481-7547  
     FAX 042-481-7255


■ 未使用のタオル、掃除用ウエスのご寄付をお待ちしています

●高齢者施設・児童館・障がい者施設などへ清拭用タオル・ぞうきん用タオルの寄付を募集しています。小島町コーナー・菊野台コーナー・富士見コーナー・染地コーナー・緑ヶ丘コーナー・西部コーナー、各コーナーにて受付をしています。

●子ども家庭支援センターすこやかへ清掃用ウエスの寄付を募集しています。
15p×15pのサイズにカットをお願いします。市民活動支援センターで受付を
しています。ご寄付をお待ちしております。


■ あなたの想いを地域の力に!ボランティアガイダンスを開催します

事前にお電話にてお問い合わせ・お申込みをお願いします。

【日時】9月24日(金)10:00〜11:00
【会場】市民活動支援センター(国領・あくろす2階)
【申込み・問合せ】042-448-1220 鈴木・上野

・ご参加の際は、ご自宅での検温、マスク着用、手指の消毒にご協力ください。
・当日体調がすぐれない場合は、無理をせず参加をお控えください。






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私たちは、日々いろいろな方々と共に、ボランティア・市民活動に関する取り組みを行っています。その中で、センター・コーナーのコーディネーターが感じたことや、みなさんに知ってほしい活動をご紹介します。


工夫次第で素敵な小物に変身!
市民活動支援センター(あくろす)

暦の上では立秋を過ぎたとはいえ、まだまだ残暑が厳しいですね。そのような中でも、市民活動支援センターにはボランティア活動やサークル活動、学習などのためにたくさんの方々がお越しになります。

サークル活動で、比較的多いカテゴリーの一つに手芸があります。手芸といってもその活動内容はさまざまで、その概念にとらわれず、糸や布を使わない(牛乳パックやお菓子の空き箱など)リメイク小物の製作なども含まれています。ご存知の方も多いかと思いますが、牛乳パックは加工がしやすく万能なリメイクアイテムで、工夫次第で素敵な生活雑貨に蘇ります。

時々ご厚意で作成された小物をいただくことがあるのですが、色んなアイデアが見て取ることができ、とても楽しい気分になります。小物たちはセンターのカウンターや入口付近などに置かせていただき、サークル同士のつながりのきっかけにもなっています。センターにお越しの際は、是非小物たちを見つけてくださいね。

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(すずき)


高齢者って大変なの?
西部コーナー

飛田給小学校4年生の総合学習「高齢者理解」の授業、高齢者インタビューで地域の83才、82才の男女お二人が生徒さん達の質問に答えて下さいました。

「年を取ってからは走れなくなった」「やることがもたもたして時間がかかるようになった」「朝4時に起きて犬の散歩」「家事をしてピアノの練習」「戦時中は食料が無くて、いつもおなかがすいていた」

「なりたかったのは野球選手」すると「野球をやっていまーす」と男子から声が上がりました。「ウクレレを始めました」「歴史が好き、調布の歴史を調べています」「おー」と顔を見合わせて笑顔の生徒さん達。「歴史大好きなグループです」と先生が教えて下さいました。

「戦時中の子どもは苦労をしていたことを知った」「高齢者になるのは大変なことばかりかと思っていたが、楽しいこともあるのだとわかった」年が離れていても共通なことがある、年をとっても楽しいよと、地域の高齢者の方々から教えて頂きました!

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(わくい)


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急事態宣言、猛暑、大雨と雷がたまに。

家に閉じこもる理由がいっぱい。

テレビを観ていたら

いつの間にかテレビショッピングで注文していた。

お風呂のカビ取り洗剤6本も・・・

何ということでしょうか。

おはずかしい話です。

明日は野ヶ谷の郷に行って

みんなの笑顔に逢いましょう。

楽しい音楽も聴きたいな。

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(よつや)


(今回の記事は「えんがわだより」第180号に掲載しています)
posted by スタッフ at 08:30| えんがわだより | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする