2017年11月17日
えんがわだより2017年11・12月合併号 No.139「えんがわファンド助成団体レポート その3」
今月号の内容は!
★特集記事
えんがわファンド助成団体レポート その3
★お知らせ
ボランティアガイダンス
12月8日(金)10:00〜11:00 小島町コーナー
1月23日(火)13:30〜14:30 市民活動支援センター
お気軽にご参加ください(詳細はお知らせ参照)
★今月のつぶやき
「バラの形の松ぼっくり」「奥様の思い出の折り鶴たち」ほか
<特集記事>
えんがわファンド助成団体レポート その3
11・12月号特集記事PDF
調布のボランティア・市民活動を「資金」と「つながり」で助成する市民活動支援センターのプログラム『えんがわファンド』。
日頃まちで様々な形で活動している助成団体レポート第3弾とあわせて、えんがわファンド助成団体が一堂に会し、盛り上がりの一翼を担った「ちょうふチャリティーウォーク2017」の様子も報告します。
各団体の活動に興味のある方は、市民活動支援センターまでお気軽にお問い合わせください。
◆団体名
NPOフラワーセラピー研究会 東京多摩南地区
◆助成金額
30,000円
◆助成内容
福祉施設やイベント時に使用する活動内容紹介パネル等の作成費を助成
◆活動理念
【花でコミュニケーション】
「主役は花ではなく、人」という考えのもと、高齢者施設、子ども支援、生涯学習、イベント会場などで「フラワーセラピー教室」を開催し、地域密着型の社会貢献活動を目指します。子どもから高齢者、また障がいの有無に関わりなく、全ての人のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上とコミュニティづくりのお手伝いをいたします。
えんがわファンドで3種類の活動内容紹介パネルを作成しました
◆活動内容
調布市内でフラワーボランティア活動をしています。
@高齢者施設活動
A生涯学習
B子ども・障がい者支援活動
Cイベント参加活動
プリザーブド花材(※1)やドライフラワー(※2)、生花などを使い、自由な発想で作品づくりを楽しんでいただくフラワーセラピー教室を企画・開催しています。自由な作品づくりを通して自分で考えたり、他者とコミュニケーションをはかることで参加した方の「心の健康を支える活動」をしています。
※1 生花に近い質感のまま保存できる花 ※2 乾燥させた花
会話をしながら花を選ぶサポートをします
その人ならではの作品ができあがります
代表の瀬川さんが作品にコメント
◆センター応援コメント
10/11(水) 13:30〜14:30 介護老人保健施設フロリール調布での活動を見学しました。13名の利用者に対して、団体から8名のスタッフが参加し、個別対応に近い丁寧なサポートをしていました。
利用者自ら草花やオーナメントを選び、吸水スポンジに挿していくと作品ができあがるのですが、それをサポートしているスタッフは一方的に教えるのではなく利用者に寄り添い一対一で会話をします。そうすることで花の選び方や挿し方に個性が出て、その人ならではの作品ができあがります。視覚的にも華やかな作品は、「楽しい」「嬉しい」「できた」などの感覚も得られるようで、開始時より利用者の方々の声が明るくなり、笑顔が増えたことが印象的でした。最後に、作品を見せ合う「発表会」で褒め合うことで締めくくります。
福祉施設職員からは「利用者個々の特性にあわせて対応してくれるので満足度も高い」との評価があるにも関わらず、「フラワーセラピー」という言葉からは活動内容をイメージしづらいというのが現状だと思います。
えんがわファンドで作成した3種類のパネルを活用し、活動内容・効果・団体の理念等が浸透すれば、高齢者施設や市内イベント等の活動オファーも増え、笑顔で健康な調布市民が増える一助となるのではないでしょうか。
◆団体名
原発のない暮らし@ちょうふ
◆助成金額
10,000円
◆助成内容
再生可能エネルギーの重要性を啓発するための学習会講師謝礼金を助成
◆団体設立目的
フクシマを忘れないこと、そして自然エネルギー中心の持続可能な社会をつくっていくことを目標に、勉強会(くらし@ここカフェ)や小冊子づくりなど、啓発活動を中心に楽しく活動しています。
◆プログラム概要(報告)
『あなたが選ぶ未来のでんき〜今、クリーンな電力会社に切替えるわけ〜』
・内容:電力自由化によって、どんな新電力から電気を買うことができるの?電気代は高くなる?切り替える手続きは大変?など、そんな不安や疑問に講師の方がお答えして、再生エネルギーに向かう世界の流れや日本の現状を学び、「電力会社を選ぶ意味」を改めて考えます。
・日時:2017年11月4日(土) 13:30〜16:00
・会場:調布市市民プラザあくろす3F あくろすホール1
・参加者:20名
・講師:吉田明子氏(FoE Japan パワーシフトキャンペーン事務局)
こちらの講演会に参加しました
講演会の様子
◆団体のキャッチフレーズ
「言いたい、聞きたい、広げたい」
◆センター応援コメント
えんがわファンド助成対象事業である、本講演会に参加しました。
2016年4月、電力小売りが全面自由化となりましたが、新しい電力会社に切り替えた人は4.7%。環境にやさしいエネルギーに変えたいけれど、「今までより電気代が高くなるのではないか」、「どんな会社があるのかわからない」という理由で切り替えに踏み出せずにいる人や、そもそも電力切り替えの必要性を感じていない人もいるようです。
電力を供給する会社は様々で、太陽光や水力、バイオマス(動植物などから生まれた生物資源の総称)などあらゆる自然を活かした「再生可能エネルギー」を使用していたり、地域活性化を目指して地産地消で供給していたりと、形態も多様なようです。
本講演会は、再生可能エネルギーのメリット・デメリットを知り、電力の供給形態や電力会社ごとの特徴、また電気料金を比較することで、日頃の暮らしを見直したり、地域活性化や循環型社会の視点で物事をとらえるきっかけになると感じました。
とはいえ、「再生可能エネルギー」という言葉や意味を知っている人は、まだまだ少ないと思います。一人でも多くの人が理解を深め、自身の暮らし方について選択できるきっかけを広げるための活動を期待します。
電気を自給自足する「えねこや」
ちょうふチャリティーウォーク2017 Photo Gallery
11月5日(日)にちょうふチャリティーウォーク2017が開催されました。今回は、白百合女子大学をスタートに、仙川・つつじヶ丘の名所を楽しみつつ、ゴールの大町スポーツ施設まで、6kmほどのコースでした。
下の写真は、今年度のえんがわファンドの助成を受けた各団体の参加の様子です。イベントを通じて、団体同士や来場者とのつながりも生まれたようです。
チャリティーウォークの参加費(大人500円、高校生以下100円)やチャリティー古本市の売上、ガイド付ウォーク参加費、模擬店の売上(一部)などのチャリティー金額の総計が約33万円となりました。チャリティーウォークに参加してくれた皆様、ありがとうございました。
●サポーター会員を募集しています●
地域のボランティア、市民活動団体を資金面で支援していただくサポーター会員を募集しています。会費は「えんがわファンド」の財源に充てられます。直接活動に参加できない方も、資金面から応援しませんか?
【会 費】年額1口3,000円(何口でも可) 【会員期間】申込日〜当該年度末まで
【特 典】 @活動スペース「はばたき」を2ヶ月前から予約可(通常1ヶ月前)
Aセンター主催の講座、研修参加費が2割引
B「電話代行サービス」が2割引
C専用のチラシラック使用可
【加入方法】市民活動支援センター窓口で受け付けています。郵便振替もご利用できます。
【加入方法】郵便振替口座: 00190-9-583840 加入者名: 社会福祉法人 調布市社会福祉協議会
【その他】※通信欄に必ず「市民活動支援センターサポーター会費」とご記入ください
【問合せ】市民活動支援センター 042-443-1220
お知らせ
■ スポーツ吹き矢無料体験会 参加者募集
健康維持・増進のためにスポーツ吹き矢をやってみませんか?
【内 容】スポーツ吹き矢用具は貸出致します。
健康になって仲間と一緒に楽しみましょう。
【日 時】@12月4日(月) 13:00〜16:00
A12月7日(木) 14:00〜16:00
【場 所】調布市市民プラザあくろす3階 あくろすホール
【備 考】@Aとも12月3日までに申込み
@Aとも 先着10名
【費 用】無料
【申込み・問合せ】080-5655-3158 調布・桜いきいきクラブ 半田
■ 菊野台地区地域のつどい
地域の皆さんが日ごろの練習成果を発表します。
【内 容】舞台発表、脳トレ、子どもコーナー、お弁当の販売他
【日 時】11月23日(木・祝) 10:00〜15:00
【場 所】菊野台地域福祉センター
【備 考】駐車場がありません。お車でのご来場はご遠慮ください。
【問合せ】042-481-6500 菊野台コーナー 青木
■ ちょっと早めの年越し手打ちそば 試食と親睦
そばが美味しい季節です!お腹も心も満たされます。
【内 容】門前そば打ちクラブ富士見会の絶品手打ち蕎麦の試食をしながら、気軽に顔見知りができますよ♪
【日 時】12月9日(土) 12:00〜12:30
【場 所】富士見地域福祉センター 第3集会室
【費 用】普通盛り250円 大盛り350円
【備 考】12月7日(木)までに申し込み 先着30名
【申込み・問合せ】042-481-8719 富士見コーナー 岡澤
■ 音声ガイド、字幕つき映画体験会
目や耳の不自由な方及び高齢者と共に音声ガイド・字幕付き映画を楽しみます。
【内 容】@イマジン Aこの世界の片隅に
【日 時】@11月22日(水) 13:30〜15:30
A12月 6日(水) 13:30〜15:30
【場 所】@総合福祉センター2F 201会議室
A総合福祉センター4F 視聴覚室
【備 考】無料 ※要事前申込み
一緒に活動してくださるメンバー募集中!
【対 象】どなたでもご参加ください
【問合せ】電話&FAX 042-482-6581 DEMAE調布 代表 石川嗣郎
■ Otoeutaコンサート in 染地 宮澤賢治の世界「セロ弾きのゴーシュ」
【内 容】「セロ弾きのゴーシュ」をOtoeutaによるアンサンブルと朗読にのせてお届けします。
【日 時】12月2日(土) 10:00〜12:00
【場 所】染地地域福祉センター 大集会室
【対 象】子どもから大人まで
【定 員】先着60名 ※11月30日締切
【申込み・問合せ】042-481-3790 染地コーナー 渡邉
■ こんぺいとう 子育てひろばやってます!
自由にのんびり楽しい時間を過ごしましょう♪
【内容】子育て中の親子、遊びに来てください。
【日時】毎週火曜日 13:30〜16:30
【場所】富士見町ふれあいの家(富士見町3-3-17)
【費用】無料
【対象】主に0歳児〜2歳児 親子
【備考】申し込み不要。当日直接お越しください。
【問合せ】NPO法人調布子育てを結ぶこんぺいとうの会 こんぺいとう子育てひろば
メール:hiroba@conpeitou.org 担当:横山
■ シニアが絵本を楽しむ会 メンバー募集
高齢者にとって、滑舌の良い発声で朗読するのは、脳トレにつながることをご存知ですか?
【内 容】絵本好きの高齢者が集まり好きな作品を紹介し合って、朗読しています。月に1回は講師の方に指導を受けています。初めての方でも楽しくご参加いただけるサークルです。
【日 時】月2回 第1・3水曜日 13:30〜15:00
【場 所】染地地域福祉センター 第3・4集会室
【備 考】参加費:1ヵ月 300円
【対 象】絵本の好きな方・どなたでも
【問合せ】042-481-3790 染地コーナー 渡邉
■ ミニ落語会XIII
午後のひととき、落語はいかがですか?
“笑い”は元気の源!!免疫力をアップしませんか?
【内 容】大学落研\obによる落語会です。
【日 時】12月14日(木) 13:30〜14:30
【場 所】西部地域福祉センター 大集会室
【対 象】どなたでも
【問合せ】042-426−4335 西部コーナー 倉重
■ ボランティアガイダンス
ボランティア・市民活動は「いつでも・どこでも・だれでも」参加できるものです。
この講座は、ボランティアに興味のある初心者の方、地域とのつながりを求めているあなたのための講座です。
どうぞお気軽にご参加ください。
【日 時】@12月8日(金) 10:00〜11:00
A1月23日(火) 13:30〜14:30
【場 所】@小島町コーナー
A市民活動支援センター
【対 象】どなたでも
【問合せ】@042-443-1220 市民活動支援センター
A042-481-7695 小島町コーナー
●小島町コーナー(さとう)
最近、コーヒーを楽しむことにハマっています。
私はゆったりと香りを楽しめるよう、
手挽きコーヒーミルを購入しました。
夫はおいしいコーヒー豆を焙煎してくれるお店探しに夢中です。
お店でいろんな情報を仕入れるので、
豆のことには詳しくなってきています。
夫がこだわりを持って淹れたコーヒーを、
膝の上のネコをなでながらいただく…。
私にとっては、至福の時間です。
●染地コーナー(わたなべ)
バリアフリー映画体験会「DEMAE調布」代表の石川さんから
「染地でも体験会を開催してみない?それも、こじんまりと・・・」
とお話をいただいたのがきっかけでスタートした
“「男はつらいよ」を全作観てみよう!!”
高齢者の見守りを兼ねて月1回ボランティア室で開催しています。
皆さんは、「男はつらいよ」全作で何作あると思いますか?
特別編を含めて49作。
全て観終わるには4年と1か月。
毎回、笑ったり、切なくなったり、ただ今16作終了。
雨ニモマケズ、風ニモマケズ、
49作、元気で最後まで観ましょうね!(^^)!
●緑ヶ丘コーナー(おりはら)
これからの季節は、
クリスマスの飾りやリースづくりに大活躍の松ぼっくりですが、
これは、松の雌蕊が成長した果実です。
松の木の種類によって、形も大きさも違いますが、
ヒマラヤスギの、バラの形の松ぼっくりは、
とても可愛く大好きです。
童謡に、こんな歌詞の歌がありましたね。
♪まつぼっくりがあったとさ
高いおやまにあったとさ
ころころころころあったとさ
おさるがひろってたべたとさ♪(まつぼっくりの歌)
●野ヶ谷の郷(よつや)
映画「ラストレシピ」を観た。
期待したより見ごたえのある作品だった。
自分のまわりに幸せはあること、
支えられていること、
思いが思いをつなぐことを主人公は知る。
11月1日から野ヶ谷の郷は14年目に入る。
地域を支える活動とは地域の方々に支えられながら出来ていること、
新たな気持ちでのぞみたい。
●西部コーナー(くらしげ)
「西部ふれあいのつどい」
が無事に終わりました。
飛田給が近いので?
今年は大集会室をオリンピックカラーの鶴のリースと紺/白で飾りました。
日頃コーナーに来られている方たちが頑張って作ったものを、
民生委員さんたちが主になりきれいに飾ってくれました。
Hさんからいただいた奥様の思い出の折り鶴たちも、
横断幕の縁飾りになりました。
みなさんのお陰で飾り付けも大好評!
素晴らしいつどいになりました。
ありがとうございました。
●富士見コーナー(おかざわ)
ワクワク、そわそわ、うきうき、
プンプン、むしゃくしゃ、しょんぼり、
ドキドキ、もやもや、ぼんやり、
スキスキ、ほのぼの…。
今年コーナーで様々な方と気持ちを分かち合いました。
お一人や、複数で立ち寄ってくださる皆さんに寄り添いながら学ばせていただき、
私も少し人として成長できました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
誰かと集い、出会い、語り、
活動できる場所はとても大切だと思います。
今後もぜひ、お立ち寄りください!
●菊野台コーナー(あおき)
先日、ご家庭のことで悩んでいらっしゃる方のお話を聞く機会があり、
相談機関をご紹介したり、
パンフレットをお送りするなどさせていただいたところ、
いい方向に進みだした
と報告にいらしてくださいました。
つらい思いがなくなって本当に良かった。
とてもうれしく思いました。
(今回の記事は「えんがわだより」第139号に掲載しています)