
今月号の内容は!
★特集記事
〜意識をすれば写真が変わる〜
広報のための写真入門@
★お知らせ
終活セミナー
AA新春セミナー
子ども棟上げ式と昔遊び など
★ボランティアピックアップ
記念館でのボランティア
★今月のつぶやき
<特集記事>
〜意識をすれば写真が変わる〜
広報のための写真入門@
20年ほど前に一般向けのデジタルカメラが登場して以来、いまでは高性能のカメラが普及し、高画質の写真が誰でも気軽に撮れる時代になりました。また、フイルム時代とは違い、コストを気にすることなく何枚でも撮れるのもデジタルならではの利点です。
今回の特集は市民活動団体の広報写真に応用できる様々なコツについて、プロカメラマンから学んだ経験を持つスタッフが自身の経験を通し、初心者の人でも分かりやすい写真入門をお伝えします。
知っている人も知らない人も、まずは基本から!
〜おさえておこう3つのポイント〜
基本でおさえておきたいポイントは沢山あると思いますが、今回は3つの代表的なポイントを紹介します。意識的に構図(画面の構成や配置)を描くと、いつもとは違った写真になります。その違いがどのように現われるか、ぜひ試してみてください。
1つ目のポイント
三分割法で見違える写真に

まずは図1をご覧ください。縦横に2本ずつのラインを引くと、それぞれの方向に三分割されます。このラインに沿って被写体を配置することを三分割法といいます。基本的にラインの交点や、ライン上に被写体または背景の境目を配置すると構図のバランスがよくなります。
次に図2をご覧ください。



この写真は囲碁をテーマに撮影しましたが、被写体がついつい真ん中の構図にしてしまいがちです。
図3の写真では右下のラインが交差するあたりに被写体の中心を置いてみました。すると何かテーマのある写真に変わったように見えませんか?
この様に三分割法を基本的な考えとして意識をしながら、シャッターボタンを押す前に、少しだけカメラを動かすと、いつもとは違う風景に出会えるかもしれません。
2つ目のポイント
タテ・ヨコの写真
写真によってはタテ・ヨコ構図それぞれ向き不向きがあります。例えば免許証などの証明写真では縦長の写真が固定化されていますが、横長の写真を想像をすると、なんだか違和感がありますよね。個人差もあるとは思いますが、多くの人がなぜか共通して感じる相性のような構図が存在します
今度は囲碁の写真をタテ・ヨコの構図でそれぞれ撮影してみました。


この写真の場合は、どちらでも違和感がないものとなりそうですね。ですが、写真にテーマを持たせたい場合はどのようになるのでしょうか。例えば図4のヨコ構図の写真では「えんがわで囲碁を打ちませんか?」と、背景を意識した呼びかけをイメージし撮影しました。一方、図5のタテ構図では「巷の囲碁の名人特集」といった具合に少し被写体となっている囲碁にクーロズアップしたイメージで撮影しました。このほかにも思いつくテーマは沢山あるでしょう。このように被写体は一つでも、構図によってテーマのイメージが変わるので、タテ・ヨコの撮影をしてみて、テーマに合った方を選択するのはいかがでしょうか。
3つ目のポイント
沢山撮ることが最大の秘訣
沢山撮ることの意味は二つあります。「一度の撮影枚数が多い」ことと、「普段の撮影機会が多い」ことです。まずは撮影時の枚数について説明しましょう。
プロカメラマンも、撮りたい写真を一回だけのシャッターチャンスでカメラに納めるのは大変難しいことだと聞きます。そのため入念な準備をしたり、連続シャッター(通称連写)機能などの性能が優れている機種を選んだりします。しかし、そこまでは一般の人には難しいものです。
そこで、これまで説明した二つのポイントを意識し、あらゆる角度から「できるだけ沢山」の撮影をすることが上達の近道であり、印象的な写真を生み出すコツだと思います。
次に「撮影機会が多い」ということについて説明します。
普段から記録として撮影しておくと、必要な写真が使用したい時に手に入ります。
季節を活かした広報などを考えると、時期に合わせるため、季節に合った写真が必要となります。例えばクリスマスイベントを 月から広報する場合は 月頃にクリスマスをイメージできる写真が必要となりますので、毎年行なっているイベントでしたら、前年のものを使用すると参加者にもイメージしやすくります。
必要な時に撮りに行くのではなく、普段から撮影機会を増やして撮り貯めることは重要なコツといえます。

以上、色々な角度から沢山撮るということを三つのポイントとして解説しました。撮影の際は、今までとの違いを実感しながら楽しんでいただければと思います。
次回は撮影時の注意事項などについて掘りさげたいと思います。
<お知らせ>
■ 開催東多摩地区第6回新春セミナー
ステップ1,2,3 -新しい年、新しい生き方
AA(アルコホーリクス・アノニマス)をご存じですか?アルコールに問題を持つ人たちが、飲まないで生きていくための自助グループです。当日はそれぞれの仲間が経験をお話しします。どなたでもご参加できますので、ぜひ聴きにいらしてください。
【日時】1月12日(月・祝) 10:00〜15:30
【場所】たづくり12階 大会議場
【費用】無料
【問合せ】AA関東甲信越セントラルオフィス 03-5957-3506
■ 初心者のための終活セミナー
自分のために、大切な人のために、エンディングノートをつくりませんか?
簡単なエンディングノートを作成しながら、後見制度・財産管理・介護・葬儀などについて考える講座です。
【日時】1月18日(日) 13:30〜15:30
【場所】あくろす2階 会議室1
【定員】30名
【費用】無料
【問合せ】042-498-3381 (市民活動支援センター電話代行サービス)
【主催】東京大学 市民後見人養成講座7期生 調布・狛江・世田谷の会
■ 「富士見ふれあいのつどい パート2」
子ども棟上げ式と昔遊び
「昔からの文化を教わろう・伝えよう」をスローガンに、こどもが行う「建前」を中心に昔遊びを教わったり、すいとんを食べたり、3世代で楽しみましょう!
【対象】小学生を中心にご家族みんなでの参加をお待ちしています。
【日時】1月31日(土) 10:00〜13:00
【場所】富士見地域福祉センター
【備考】すいとん1杯20円・他は無料
【問合せ】富士見コーナー高橋 042-481-8719(火・木・土)
■ ボランティア初心者のためのボランティアガイダンス
ボランティアに関心のある方ならどなたでもご参加ください。「話だけでも聞いてみようかな?」という方も大歓迎です。
【日時】@1月16日(金)10:00〜11:00
A2月7日(土)13:30〜14:30
【場所】@西部地域福祉センター 第2集会室
A緑ヶ丘地域福祉センター 緑ヶ丘コーナー
【対象】関心のある方ならどなたでも
【費用】無料
【問合せ】@西部コーナー 倉重 042-426-4335(火〜土)
A緑ヶ丘コーナー 折原 03-3326-4088(火・木・土)
■ 認知症の方を地域で支えるための講座
@認知症サポーター養成講座
認知症を正しく理解し、安心して地域で住み続けられるように認知症講座を開催します。受講者には「オレンジリング」を差し上げます。
A認知症の方への対応
「こんな対応でいいの?」寸劇を通して一緒に考えます。
【日時】@1月22日(木) A2月12日(木) 両日9:30〜11:30
【場所】下石原地域福祉センター 大集会室
【対象】どなたでも、要申込み
【費用】無料
【問合せ】地域包括支援センターちょうふ花園 042-484-2285
■ 寄付のお願い
木綿生地、キルティング生地、 ミシン糸、バイアステープ
高齢者施設からの依頼を受け、ご利用者の方が座る椅子のカバーの製作をボランティア団体にお願いしています。ご家庭に不要な木綿の布・キルティングの生地(90×50cm以上)、木綿糸・ミシン糸がありましたらご寄付ください。
【問合せ】小島町コーナー 042-481-7695
■ 平成26年度 サポーター会員募集中!
年額1口3,000円(何口でも可)で地域のボランティア、市民活動団体を財政面で支援しませんか。
引き続き募集しています!ご協力お願いします!
【問合せ】市民活動支援センター
音声ガイド・字幕付き映画体験会「DEMAE調布」
目や耳の不自由な方、および高齢者と共に音声ガイド・字幕付き映画を楽しみます。
どなたでも自由にご参加ください。
映画『武士の献立』
12月24日(水)13:30〜15:30 総合福祉センター2階 ボランティア活動室
映画『男はつらいよ 寅次郎紙風船』
@1月7日(水)13:30〜15:30 総合福祉センター4階 視聴覚室
A1月28日(水)13:30〜15:30 総合福祉センター2階 ボランティア活動室
【問合せ】小島町コーナー 042-481-7695
【費用】無料

■ 記念館でのボランティア
写真は、実篤記念館の環境整備ボランティアによる図書を保護するために掛けている透明カバーの掛け替え作業の風景です。古くなったカバーを外し、新しいカバーに切込みを入れ、本のサイズに合わせていきます。「こうするといいよ」とお互いに声を掛け合いながら作業をしていました。
ボランティアを始めたきっかけは「知り合いを作るため」「実篤の本を読んでいたから」と、人それぞれです。お話を伺う中で、「なじみのある土地だからやろうと思ったんだ。実は、父が悪ガキだった頃に、この公園の池から鯉を盗んで怒られたらしいんだよ」といったこぼれ話もありました。皆さん口を揃えて「いろんな年代の仲間ができて嬉しい」「実篤以外のことも学べて社会勉強になる」と話します。あるメンバーの一人は、「ここに来る人はみんな良い人だよ。優しい顔になるんだ」と話されていました。


●富士見コーナー(たかはし)
忘年会シーズン。
私の楽しみは20年来の仲良し夫婦3組での忘年会です。
それぞれ山あり谷ありの中、年1回だけ皆元気に集まるのですが、はや最年長者は70歳に。
今年はなぜか場所がなかなか決まりません。
寄る年波か「遠いところはいやだ」とか「早い時間が良い」等今までにない注文が・・・。
誰かが言いました。
「飲まなきゃいけないと思うからだよ」
全くそのとおり、誰も食事だけですまそうとは思っていませんでした!(笑)
●小島町コーナー(さとう)
年が明ければ、2歳になる孫娘がいます。
うちは息子二人だったので、女の子はものめずらしい(?!)ことばかり…。
おしゃべりやら、仕草やら、無条件でかわいいです…!!
親バカならぬ、ばぁばバカぶり全開で、遊びに来れば、一緒にお風呂に入ることが今は最高の楽しみになっています。
●西部コーナー(くらしげ)
今年の私の漢字は『伴』。
今年も楽しい“えんがわ”でした。
なでしこ学級のみなさんもけがや病気…いろいろありましたが、今日も元気に顔をみせてくれました。
一年を振り返って思い浮かぶのは『伴』!
「連れ・ともなう・おともする」…「伴奏」「伴走」なんていう言葉もありますね。
ちょっと優しい感じがしませんか?
●緑ヶ丘コーナー(おりはら)
皆さまにとっては、どんな年でしたか?
緊張が高まり、均衡が失われていく国外や国内での様々な問題は、ますます困難さを極めています。
その上に、対処法のない伝染病蔓延などの恐怖。
いったい、これからどこへ向かっていくのだろう…といった漠然とした不安。
個人的にも、友人や幼なじみなど大切な人を失った年でした。
どんな時でも諦めないで、小さくても、何か”ゆめ”を描いて、笑顔で新年を迎えましょう!
●菊野台コーナー(あおき)
1年たつのが早いです。
菊野台では5月にボランティアまつり、11月に地域のつどいを開催していますが、この間終わったばかり
のような気がするのに、もう来年のボランティアまつりの準備が始まっています。
来年も地域の皆様と一緒に、地域の課題をいつでも多くクリアできるよう努めていきたいと思います。
●染地コーナー(わたなべ)
先日、あまりに紅葉が綺麗だったので、友人を誘ってお散歩にでかけました。
赤や黄色に染まった木々のトンネルを歩いていると、
「金色の 小さき鳥のかたちして いちょう散るなり 夕日が丘に」
と友人がポツリとつぶやきました。
与謝野晶子の短歌です。
「なんて日本って素敵なんでしょう」。
風景と短歌が重なって、あらためて感動してしまいました。
短歌といえば、私は正岡子規の
「真砂なす 数なき星の其中に 吾に向かいて 光る星あり」
が大好きです。
皆さんは紅葉に何を重ね合わせますか?
●市民活動支援センター(あさひ)
わたしが野鳥好きなことがだんだん知れ渡り、
「尾っぽが長くて、ギギッて鳴く鳥がいた」とか
「椿の花に、ウグイス色の小さいのがとまってた」などと
問い合わせが多く寄せられます。
この頃、鳥好きのボランティアさんからたくさん本を借りている小島町コーナーのししどさんが目下ライバルですね。
